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映画『骨なし灯籠』最新情報

活動報告の一覧

  • <速報>名古屋公開・舞台挨拶付きチケット販売始まりました!

    2024.10.05

    上映するミッドランドの2館の映画館、名古屋駅(ミッドランドスクエアシネマ)・名古屋空港(ミッドランドシネマ名古屋空港)双方で、ポスターを置いてPRしてくださっています。ありがとうございます!

    ★インターネットでのチケット購入方法について。

    ①まずは、それぞれの劇場サイトへ。※下記「チケット案内画面」

    <ミッドランドスクエアシネマ>
    https://www.midland-sq-cinema.jp/index.html

    <ミッドランドシネマ名古屋空港>
    https://www.midland-cinema.jp/index.html

    ②上記左側の画像が出てきます。
    ⇒チケット購入はこちらから(オレンジの「インターチケット購入」)をクリック

    ③右側の画像が出てきます。
    ⇒日付を選ぶ (例:10/26(土))

    ④「骨なし灯籠」舞台挨拶
    ⇒ご希望の上映時間を選んでください。(例:10時の回)

    ⑤座席指定
    ⇒お好きな座席をタップしたら色が変わります。指定後「次へ」進み、シニアなど券種を選んでください。

    ⑥名前・メールアドレスなど記入し、購入へ。
    ※メールアドレスは、確認で2回入れます。2回目はコピペができないよう、
    △△△△@×××× と、@で区切れていますので、
    @前の△を先にいれて、次に@後の×を入れてください。

    この映画は、小学生(元気な山鹿の子供たちの挨拶と、全国コンクールでも名高い山鹿中合唱部の歌も流れます)から、シニア層(先日97歳の方も観てくださいました!)まで幅広く、ご覧いただけます。
    ネット購入に慣れていない方々もたくさんいらっしゃると思います。

    それぞれの劇場窓口でも直接、お買い求め頂けます。

    クラウドファンディングの返礼品としてお送りさせて頂いた「全国共通特別鑑賞券」(前売り券でもあります)は、劇場窓口で座席指定のチケットと交換する必要があります。

    お手数をおかけしますが、お早いお求めをお願いいたします。
    良い席は(とくに名古屋駅のミッドランドスクエアでご覧下さる方はお早めに!)、席が埋まってきております。

    名古屋はわたしの出身地ですので、懐かしい方々との再会も楽しみですが、
    初めてお会いする方にもぜひ、劇場でお声をかけていただけると嬉しいです。

    主演の水津聡(すいつさとし)は、愛知県豊田市出身です。
    富良野塾の後輩として出会ったときに、同じ愛知出身で話が弾み、同郷というだけで気の置けない雰囲気がありました。

    同じ土地で生まれ育った監督と主演俳優が、熊本という美しい土地で作った映画です。
    ひとりでも多くの同郷の方に、ご覧頂けることを願っています。

     

    10月5日(土)   木庭撫子拝

  • 2024年9月報告③名古屋公開PR~明和祭

    2024.10.01

    9月14日(土) 15(日)
    母校、愛知県立明和高校の文化祭へ。

    いよいよ名古屋で公開が始まる映画『骨なし灯籠』の、チラシを配らせてもらいました。

    ひとりでのチラシ配りが心許なく、急遽、ヘルプを頼んだ同級生の横井祥一くん。

    ポスターとチラシだけだとインパクトに欠けるとのことで、二日目にはなんと!私の似顔絵を描いてきてくれました(彼は建築士ですが、イラストも定評があるんです)ありがとう(涙)。

    高校入学式(1983年16歳/浅野有生子)の家族写真。じつは弟もこの二年後に、同じ明和高校へ。
    父はその後しばらくして病に倒れてしまうので、家族四人で旅行に出かけたり麻雀を楽しんだり、つつがない日々を過ごせていたこの頃を懐かしく想います。

    わたしが想う亡き両親の姿は、いつもこの当時のふたり。
    今のわたしより少し若い、あの頃の闊達な、生き生きとしたふたりに会いたい。
    映画『骨なし灯籠』を誰よりも、観てもらいたかった。

    『骨なし灯籠』は、愛する大切な人を亡くした、深い哀しみ(grief)に寄り添う映画です。

    誰にもほめてもらえなくて構わないけれど、両親にはほめてもらいたかったな。

    「ようがんばった!えらかった!」「うれしいわあ」「うれしいうれしい、オッケー、グー!」

    父は本の虫で、本ばかり読んでいる人だったけれど、上機嫌のときは「サンキュー」とか「グー」とか、ジェスチャーを交えて喜ぶ人でした。
    母は機転の利く人で、きっと一緒に、むしろもっと効率的に(笑)チラシを配ってくれたでしょう。

    あの頃の場所に立っていたからか、我がことのように喜んで「うれしい」と口を揃える二人の声が聴こえたような気がして、思わず手が止まってしまったけれども。

    両親の「うれしい」は、最大の誉め言葉です。
    せつない嬉しさが、わたしの背中を押してくれた二日間でした。

     

    木庭撫子

  • 2024年9月報告②~山鹿小6年生向け講演会

    2024.09.30

    9月12日(木)

    山鹿小学校6年生の生徒たちに向けて、『まあるいせかい』と題して講演をしました。
    木庭撫子の名前を作詞名として初めて使った歌のタイトルでもあり、その歌を流したら、憶えてくれている生徒さんがいて、嬉しかった。

    2016年10月の月うた(Eテレ/おかあさんといっしょ)。みんなはちょうど3才か4才くらい。人生の入り口で聴いた(かもしれない)この歌のように、映画のことも、まだ観ていない子も含めて、記憶の端っこに置いてくれるといいな。

    近所に住んでるから、いつでも話をしに来てね。ピンポンしていいよ、と言ったら、さっそく学校帰りに3人の女の子がピンポンしてくれました。水筒がほぼ上半身を占めるくらいの小さな身体で、汗をびっしょりかきながら満面の笑みを浮かべた彼女たちは、あどけなく、可愛らしく、溌剌とした輝きに満ちていて、少し気後れするほどでした。
    「明日からしばらく留守にするけどまた来てね、じゃあね」と見送ると、「じゃあね、バイバイ」と足早に去りかけたひとりが、気づいて言い直したのです。「『また明日』だね」

    また明日。
    映画『骨なし灯籠』で、カギとなるセリフ。
    わたしはこの言葉が大好きだと話していました。
    「うん、また明日」と手を振りながら、胸がいっぱいになりました。

    わたしの望む、『まあるいせかい』です。

     

    木庭撫子

     

  • 感謝!山鹿特別上映会は大盛況でした!

    2024.09.29

    9月7日(土) 山鹿特別上映会初日。

    『骨なし灯籠』は、オール山鹿ロケの映画です。
    熊本市内Denkikanでの5ヶ月近いロングランを経て、ようやく地元の皆さんにお披露目となりました。
    9月というのに真夏のような陽射しの中、朝からたくさんの方が「待ってたよ」と駆けつけてくださり感無量。

    山鹿市外からもDenkikanで見損ねたという方々がいらしてくださったり。
    新・熊本県知事の木村さんもその1人。
    「予想外の素晴らしい作品で胸がいっぱい」と涙目で評してくださいました。

    ありがとうございます。  

    そして地元鹿本高校の生徒(渡辺昊陽さん。模試中とのことで、お父さんが観にきてくれました)デザインの「boneless lantern手ぬぐい」は、完売!

     

    9月8日(日) 山鹿特別上映会2日目。

    朝の回でお客さまを出迎えていたら、「私の作品が出ていると聞いて観に来ました」と声をかけられてびっくり。なんと山鹿大橋の欄干に佇む『灯籠娘』を制作なさった方(竹熊さん)でした。
    灯籠娘の美しい彫刻は、映画のもうひとりの登場人物でもあります。ご挨拶できて嬉しかったです。

    さらに午後の回には、観光案内所の職員役を演じてくださった富良野塾の先輩、山下賀朱江さんも隣町の菊池からいらしてくれました!

    賀朱江さんは3期生の役者で(富良野塾には脚本家志望と役者志望が共に学びます)、わたしたち5期生が入塾したときにはちょうど『谷は眠っていた』という芝居の全国公演中でした。短大を卒業したばかりの、初めて親元を離れた20歳のわたしは、入塾式で芝居を観て、ああ富良野へ来てよかったと、心からそう思えて不安が一掃されたのを思い出します。

    初心忘るべからず。

     

    9月9日(月)。山鹿特別上映会、最終日。

    平日月曜日にも関わらず、朝からたくさんの方がいらして下さいました。初日や2日目に観た方が、友人や家族を連れてもう一度と早くもリピーターになってくださったり。

    夫はよく「この映画は生きている、みなさんの力を借りて成長している」と話すのですが、その鼓動のようなうねりを感じました。

    山鹿が舞台の、山鹿を映した映画だからこそ、ここに生きる人たちの熱が伝わる3日間。
    観客数は、延べ1100人を超す大盛況となったのです。

    ほんとうにありがとうございました。

     

    会場スタッフの方々、受付を手伝ってくれた皆さん、取材してくださった記者の方々、最後の回に一緒に舞台挨拶&サインをしてくれた志娥慶香(音楽)さん、写真を撮りに駆けつけてくれた上野弘喜(スチール)さん、この上映会に協力してくださったすべての方に感謝いたします。

     

    そして最後に。

    サイン会で涙を流していた青年へ。

    あなたは、ひとりじゃない。

    また、明日。

     

    木庭撫子 拝

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