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映画『骨なし灯籠』最新情報

感謝!山鹿特別上映会は大盛況でした!

2024.09.29

9月7日(土) 山鹿特別上映会初日。

『骨なし灯籠』は、オール山鹿ロケの映画です。
熊本市内Denkikanでの5ヶ月近いロングランを経て、ようやく地元の皆さんにお披露目となりました。
9月というのに真夏のような陽射しの中、朝からたくさんの方が「待ってたよ」と駆けつけてくださり感無量。

山鹿市外からもDenkikanで見損ねたという方々がいらしてくださったり。
新・熊本県知事の木村さんもその1人。
「予想外の素晴らしい作品で胸がいっぱい」と涙目で評してくださいました。

ありがとうございます。  

そして地元鹿本高校の生徒(渡辺昊陽さん。模試中とのことで、お父さんが観にきてくれました)デザインの「boneless lantern手ぬぐい」は、完売!

 

9月8日(日) 山鹿特別上映会2日目。

朝の回でお客さまを出迎えていたら、「私の作品が出ていると聞いて観に来ました」と声をかけられてびっくり。なんと山鹿大橋の欄干に佇む『灯籠娘』を制作なさった方(竹熊さん)でした。
灯籠娘の美しい彫刻は、映画のもうひとりの登場人物でもあります。ご挨拶できて嬉しかったです。

さらに午後の回には、観光案内所の職員役を演じてくださった富良野塾の先輩、山下賀朱江さんも隣町の菊池からいらしてくれました!

賀朱江さんは3期生の役者で(富良野塾には脚本家志望と役者志望が共に学びます)、わたしたち5期生が入塾したときにはちょうど『谷は眠っていた』という芝居の全国公演中でした。短大を卒業したばかりの、初めて親元を離れた20歳のわたしは、入塾式で芝居を観て、ああ富良野へ来てよかったと、心からそう思えて不安が一掃されたのを思い出します。

初心忘るべからず。

 

9月9日(月)。山鹿特別上映会、最終日。

平日月曜日にも関わらず、朝からたくさんの方がいらして下さいました。初日や2日目に観た方が、友人や家族を連れてもう一度と早くもリピーターになってくださったり。

夫はよく「この映画は生きている、みなさんの力を借りて成長している」と話すのですが、その鼓動のようなうねりを感じました。

山鹿が舞台の、山鹿を映した映画だからこそ、ここに生きる人たちの熱が伝わる3日間。
観客数は、延べ1100人を超す大盛況となったのです。

ほんとうにありがとうございました。

 

会場スタッフの方々、受付を手伝ってくれた皆さん、取材してくださった記者の方々、最後の回に一緒に舞台挨拶&サインをしてくれた志娥慶香(音楽)さん、写真を撮りに駆けつけてくれた上野弘喜(スチール)さん、この上映会に協力してくださったすべての方に感謝いたします。

 

そして最後に。

サイン会で涙を流していた青年へ。

あなたは、ひとりじゃない。

また、明日。

 

木庭撫子 拝

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